かんすけの2年生

かんすけ、なっこも

学年修了しました。


かんすけは、

離任式で

担任だったの先生へ手紙を書いて

読んだそうです。


全校の前で

マイクで。


初め 声がかすれて

読み直したけれど、

泣きながら最後まで出来たと。


お見送りのところまで、

涙が止まらなかったと話してくれました。


男の子ですが、

涙もろいところがあり

感動屋さんです。


先生が先に泣いていたから…と、

恥ずかしげに教えてくれました。



かんすけの2年生。

この1年は、心配と不安もありました。

ゴールデンウィーク明けから

『学校に行きたくない 休みたい』と訴え

休みがちでした。


通信簿裏を見ると

1学期は6日間休み、10日の遅刻でした。

確か (月)(金)辺りは休み、

遅刻の日は車で送りました。


ちなみに

お姉ちゃんも、中学2年まで

同じような事があったので

弟もかー💧と

私の育て方に不安を覚えました。


でも、経験してきてたお陰で(笑)

どうしてー?の原因もありつつ、

違う見方も出来ました。


この子は、

ちょっとつまずいたのかな。

初めて心深く傷ついたのかな。

色々な経験が整理出来なくなったのかな。

と。

今は、弱い風に見えてるけれど、

お姉ちゃんが強くたくましくなったように…

必ず大丈夫☆と、少しだけ思えました。


だから、

休みたいと言えば、休ませ

家事を手伝わせました。


でも、もちろん

不安から

訳を聞き、問い正すこともしました。


学校を休むことは、

罪を犯してる訳でもないから、

『堂々としておれ』と、

私自身の不安を消したい勢いで叱ったり…。


休めば、お昼ご飯も作らなくては ならないし、掃除や洗濯していても、

なんとなく、邪魔に感じることもあります。

あっという間に1日が過ぎていく感じでした。


大きな波や小さな波に 親子で 毎日 ゆらゆら


時々

まぁいいかー

同じ1日過ごすなら、

出来れば お互いに 楽しく、

いい思いをしたいなーと、

得意の開き直りで(笑)


 我が家は我が家でいい!

 人は人!


一緒にゼリーとかプリンとか

作ったこともありましたね(笑)

買い物にも連れていったり…(笑)

ママ友達とかんすけもいっしょにお茶したり…


まぁ、かっこよくいえば、

覚悟もした!(笑)


学校行かんでも、

大丈夫☆

それでも、可愛い我が子!


なっこと一緒に過ごしてますからね、

だいたいの事は、大丈夫なんです。


障がいがあっても、

大丈夫!

それでも可愛い我が子☆


それと、おんなじ。



それで、、

2ヶ月近く経って


充電出来た雰囲気になってきた頃

元気な様子がみられるようになってきた頃


一か八か 

背中を押す作戦、、?

いや、家に居られると私の一人の時間ない!

早いとこ学校行って欲しい!

もういい加減、行け‼の焦り‼


抱き締めて…

いや、、

羽交い締めにして(笑)m(__)m


『もう学校、いけ』

『大丈夫だから、お友だちも、先生も助けてくれるから…』

『家ではお母さんが守ってあげる。

学校行ったら、みんなが助けてくれるから、大丈夫だから 行ってみー』


そんな事を、大声で怒鳴って(笑)(^_^;)


途中から

私もかんすけも涙が出てきて、

あっ、かんすけは、『痛い…』って泣いて(笑)


『わかった』って言うまで、

腕を離さない勢いの私に負けたのか、


『わかった…行く。』


次の日から登校しました。

毎日登校しました。


そして、元気になりました。

2学期も

3学期も、

そのような理由では休まず行きましたし、

友だちとも以前のように仲良く、

勉強も運動も遊びも自分を出して

楽しくやっているようです。




そんなこんなで始まった2年生でしたから、

担任の先生には、

とってもお世話になりました。


丁寧に関わってくださり

何度もうちに来ていただき

連絡も豆に何度も。


とっても感謝しています。


かんすけが読んだ手紙。

どのような内容だったかは、

『ヒミツー』と教えてはくれませんが、

おそらく、

一つ成長した自分を実感して感謝の思いで

書いたと思います。


濃い1年でした(笑)



※『不登校でも子はそだつ』って本があります。先日、中村清志先生のブログで紹介されてたので購入しました。

不登校10年9人のお母さんたちの会から出ている本。親の思い子の思いがびっしり書かれています。どんな親子でも、トンネルを抜けると思います。

関心ある方に、お貸しできます。